秋田市で陶器店を経営する青井智さんが現在、岩手県釜石市に送る長靴や寝具類の提供を呼び掛けている。
東日本大震災直後から現地へ出向き、被災地支援を続ける青井さん。被災地の住民の声に応え、昨年11月には「毛布」の提供を呼び掛け、集まった約80枚の毛布を12月4日に釜石の被災者へ届けた。
現在、提供を呼び掛ける物資は、長靴やブーツなど雪道向けの靴と布団などの寝具類。洗濯するなどクリーニングしていることが必要。青井さんは「寒さが厳しい季節だが、まだまだ支援物資が足りていないのが現状」と協力を呼び掛ける。
物資の受け付けは1月13日まで、青井陶器店大町店(大町1、TEL 018-862-2746)のほか、広面店(広面宮田)、茨島店(茨島6)、外旭川店(外旭川字小谷地)の4店舗で受け付ける。
営業時間は10時~19時。木曜定休。
物資の配布は1月15日を予定。被災証明を持たない被災者や公共団体で対応できていない地域などを対象に釜石のNPO団体を通じて行う。