秋田の劇団グループ「オフィス玉手箱」が2月19日・20日、「検察側の証人・R」を秋田市文化会館(秋田市山王7)で上演する。
「複数の劇団のコラボを通じて秋田の演劇界を盛り上げよう」と、地元で演劇活動に取り組む浦島幸一さんや富橋信孝さんら4人が2004年に初めて上演して以来、1~2年に1回のペースで開く同公演は今回で5回目。
アガサ・クリスティーの戯曲を基に設定を日本にアレンジした「検察側の証人・R」を演目に、地元で演劇活動に取り組む劇団員や美術や音響スタッフら30人以上が参加し、昨年10月から準備を進めてきた。
劇団「シアター・ル・フォコンブル」の富橋さんが演出を手掛ける。「スタイルが異なる複数の劇団が共同で取り組む難しさもあるが、いい役者がそろった」と富橋さん。「過去の上演でもミステリー作品は観客の反応がいい。小説を知らない人も生の舞台で楽しんでもらえれば」と来場を呼び掛ける。
上演時間は、19日=13時30分~と18時30分~の2回、20日=13時30分~。入場料は1,800円(前売り1,500円)、高校生以下1,300円(同1,000円)。前売り券はココラボラトリー(大町3)などで販売する。