横手市の新しいB級グルメとして話題の「よこまき。」が8月4日・5日、秋田市内の商店街に初出店している。
昭和の時代、同地区のイベント会場などで売られていたお好み焼きを割りばしに巻いたような屋台料理「箸(はし)巻き」を現代版にリメークした同メニュー。
「ツイッターで、箸巻きを食べたいというつぶやきを見かけたこと」をきっかけに、横手市でツイッターを使ったまちおこしなどに取り組む「Yokotter(ヨコッター)」の高橋淳さんらが企画。横手市観光協会の協力を得るなどしながら、3センチほどにカットした焼きそば用麺やキャベツ、ひき肉や福神漬けなどを混ぜたタネをお好み焼きのように薄く焼き上げ、割りばしに巻いてソースやマヨネーズをかけて食べる「よこまき。」を考案した。
5月に横手で行われたイベント会場に初出店したところ、1日平均700本を販売する好評ぶり。その後、横手市内の飲食店3店舗のメニューにも上がるなど、地元の新ご当地グルメとして市民の認知も高まった。現在、開催中の「竿燈まつり」に合わせ、メンバー8人で秋田市の仲小路商店街に初出店も果たした。
高橋さんは「当メニューのレシピには、地元のB級グルメ・横手焼そばの要素を盛り込んだ」とし、「ツイッターなどを通じて、地元の皆さんに応援いただいている。皆さんの期待値が高い分、提供する側もレベルを上げながら、食によるまちおこしにも取り組んでいきたい」と意気込む。
価格は1本300円(目玉焼き付きは350円)。
営業時間は13時~21時。