秋田県のホームページ「美の国あきたネット」が5月19日、「全国広報コンクール」で総務大臣賞を受賞した。
地方自治体の広報活動の向上を図ることなどを目的に「日本広報協会」(東京都新宿区)が2000年から毎年開催する同コンクール。広報紙・ウェブサイト・写真・映像・広報企画の5部門で審査し、内閣総理大臣賞1点、総務大臣賞8点を選定する。
内閣総理大臣賞を受賞したのは、「長崎県長崎市」のホームページ。総務大臣賞は「秋田県」ホームページのほか、「群馬県」広報誌などが受賞した。
秋田県のホームページは多彩なコンテンツやメルマガのほか、全国的な注目を集めた県職員約200人が共同運営するブログ「秋田で元気に!」や、地元の文化情報を中心に昨年から運営する「ブンカdeゲンキ」などブログの積極的な活用も評価された。
広報広聴課の高橋美紀課長は「県民の皆さまへの一方的な情報提供というだけではなく、双方向性をもって運営していることが評価された」とし、「これからも県民の皆さまとウェブを通じた相互の情報交流をしていきたい」と意欲をみせる。