JR秋田駅周辺で12月23日・24日に行う市民参加型クリスマスイベント「秋田ほっとHOTクリスマスフェスタ」の開催準備が進んでいる。
秋田市中心街区の活性化などを趣旨に、地元の大学生やまちづくりに取り組む市民団体などが多様に企画する同イベントは、今年で3回目。「きずな、手作り、秋田への思い」がコンセプトの国際教養大学(秋田市雄和)などに通う大学生約60人が中心のグループは、現在、街中に飾り付けるディスプレーの制作作業などイベントの開催準備に追われている。
当日は、サンタクロースに扮(ふん)した市民パレードや街中でクリスマスソングの合唱をするほか、県民2,000人の写真を縦3メートル・横4メートルのパネルに貼って制作する「モザイクアート」の展示など多彩に展開し、養護施設や障害者施設へ訪問する「出張クリスマス会」も開く。これまで野外に設けていたイベント向け特設屋台村は、新型インフルエンザ対策などのため秋田拠点センター・アルヴェ(東通仲町)のフリースペースで行う。
国際教養大学1年生で実行委員会の木村優里さんは「広島出身なので秋田の冬は初めて。秋田で出会った温かい皆さんのような温もりのある寒さを感じさせないイベントにしたい」と意気込む。
現在、当日ディスプレーするキャンドルやクリスマスリースなどを制作するワークショップの参加者も募集している。
詳細はホームページで確認できる。