今夏オープンした秋田市通町商店街のコーヒー専門店「杉本珈琲店」(秋田市保戸野、TEL 018-863-2176)が地元住民「憩いの場」になっている。
同店を経営するのは杉本英明さん。「仕事柄、全国の商店街を回ったがこの商店街が好きになった」ことから、それまで24年間務めた大手コーヒーメーカーを退職し、7月から営業を始めた。
大型の自家焙煎(ばいせん)機を設置した約20坪の店内では、15種のコーヒー豆(100グラム420円~)の販売のほか、イートイン用のカウンター8席とテーブル12席も用意。「車いす利用の方や年配の方にも配慮したい」(杉本さん)と、入り口からトイレに至る導線で段差をなくしたり、一般的なカフェよりも店内通路を広く設計するなどバリアフリーにこだわったという。
人気メニューは、「マイルドブレンド」(400円)や白神酵母のパンを使った「モーニングセット」(480円)、「サンドイッチセット」(680円)など。
杉本さんは「焙煎したての新鮮なコーヒー1杯を大切にいれることで、ナショナルチェーンにはないコーヒー専門店でありたい」と話す。「いつも気持ちを満タンにして、丁寧な接客を心掛けている」とも。
営業時間7時30分~19時。月曜定休。