小笠原諸島・母島をベースに音楽活動に取り組む秋田出身のミュージシャン「音骨(おとぼね)」さんが6月7日、「ライブスペース四階」(秋田市大町3)でライブを開く。
「音楽表現の追求のためには、ニューヨークでの活動などを勧める友人もいたが、大都市はさまざまなスタイルがすでに確立しているように思えた」と2007年2月、それまで生活していた東京を離れ、小笠原諸島・母島へ渡った音骨さん。
民宿の仕事の手伝いなどをしながら音楽活動に取り組み、アコースティックギターの弾き語りをベースに、パンクや民族音楽の要素も盛り込んだ独自のスタイルを追求。観光客向けに年間20~30本のライブをこなしてきた。最近では、「観光客からわたしの演奏を聴きたいとリクエストを受けることもある」(音骨さん)というほど地元にも定着した。
秋田でのライブは「特に地元だからという意気込みはないが、秋田で生まれ育った人間として、私の音楽表現の中にも秋田的な何かがあると思う」と話す。「これまで追求してきた自分の表現が、秋田の皆さんにはどう感じてもらえるかという期待もあり、演奏を楽しみにしている」とも。当日はバックバンドと共に10曲の演奏を予定する。
17時30分開演(開場17時)。入場料は1,000円(1ドリンク付き)。
ライブの問い合わせは佐々木さん(TEL 080-5560-5938)まで。