イタリアンの人気シェフ・落合務さんと秋田米の販促などを手掛ける「こめたび」(秋田市山王3)は4月11日・12日、秋田県産素材のみで作ったリゾット「アキタリアーナ」を東京・築地本願寺(東京都中央区)で行われるイベント内で振る舞う。
同メニューは、首都圏や関西を中心に秋田米の販路拡大を行う同社・鈴木絵美社長が、知人を通じて落合シェフと知り合ったことをきっかけに企画。同寺関係者の協力も得るなどし、「築地本願寺花まつり・落語会」の開催に合わせて、境内イベントとして出店することが決まった。
リゾットの素材は、米や野菜、きのこ類やブランド豚のほか、水も白神山地の天然水を使うなど、すべて秋田産の優良素材にこだわった。
鈴木さんは「当社の契約農家が栽培する秋田米など地元の優良素材の中からシェフに選んでもらった。特に今が旬の秋田の地場野菜『ひろっこ』はシェフも気に入られた様子」とし、「リゾットの付け合わせも秋田のダイコンの漬け物『いぶりがっこ』。オリジナルの本格リゾットを楽しんでもらえれば」と話す。
「アキタリアーナ」(500円)は同イベント限定メニューだが、「レストランで販売すれば1,200円ほど」(同)とも。
イベント開催時間は14時~17時。落合シェフは11日のみ来場する。