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秋田で飲み歩きイベント 1100人がスマホ片手に5年ぶりの「はしご」酒

飲食イベント「アキタ・バール街」の参加者で盛り上がりを見せる地酒スナック店内。「コンカドール」(秋田市山王)

飲食イベント「アキタ・バール街」の参加者で盛り上がりを見せる地酒スナック店内。「コンカドール」(秋田市山王)

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 飲食イベント「第9回 アキタ・バール街」が9月21日、秋田市内の飲食店などを会場に開かれ、1100人以上の市民が飲み歩きと参加者同士の交流を楽しんだ。

飲食イベントの名物メニュー「気仙沼産フカヒレ丼」

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 あらかじめ購入したチケットで、一皿料理とドリンク1杯を楽しみながら、最大5軒の飲食店を「はしご」するイベント。コロナ禍の休止期間を挟み、5年ぶり9回目を数える今回は、これまでの紙製チケットの発行をやめ、初めて電子チケットを使って開催。街中は、スマートフォンを片手に歩く市民であふれた。

 山王エリアから秋田駅前までの導線で営業するバルや居酒屋、レストラン、カフェ、バーなど65店が参加して開かれた当日。秋田市役所(山王1)敷地内で行われたセレモニーには、約400人の参加者が列を作り、秋田市産の生ハムや日本酒、ビールなどの振る舞いと、ウクレレのライブ演奏を楽しんだ。醸造所の社長が「皿洗い」の手伝いに駆けつけた地酒スナックや、来店客と店主がカラオケを披露し合うスナックなど、店主との交流を楽しむ参加者の姿が多くの参加店で見られた。

 同イベント実行委員長の武内伸文さんは「5年ぶりの開催のため、初参加店も多く、初めての電子チケットによる運営などの不安もあったが、皆さんの理解と協力のおかげで無事に終えることができた。あいにくの雨模様にも関わらず参加してくれた皆さんが、SNSに投稿してくれた写真もうれしかった」と振り返る。「皆さんと飲食店の出会いが、これからの地域のにぎわいにつながれば」と、イベントの効果に期待を寄せる。

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