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秋田で若手美術家5人の作品展 地元の風土になぞらえ展示30点

おおだいらまこさんの作品「大きい橋」(2023年)

おおだいらまこさんの作品「大きい橋」(2023年)

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 秋田を拠点に活動する若手美術家らの作品展「漂着する思考-新屋浜をめぐる現代作家との対話」が7月20日から、秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町)で開かれる。

矢崎舞子キアラさんの作品を演奏する「土楽器ライブ」のイメージ

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 秋田を拠点に制作活動に取り組む美術家5人の思考や作品を、地域の風土や漂着物などになぞらえて展示する現代アート展。若手美術家2人の作品と秋田公立美術大学(新屋大川町)の卒業制作展の優秀作品を、同大学の前身の美術工芸短期大学時代に制作された工芸作品7点と合わせて、約30点を展示する。同大学とNPO法人アーツセンターあきた(同)が企画した。秋田経済新聞などが後援する。

 出展するのは、「絵画作品と鑑賞者を含めた展示空間」をテーマに制作に取り組むおおだいらまこさん、若手美術家の登竜門として知られる現代美術展「VOCA展2024」で大賞を受賞した大東忍さん、同大学の2023年度の卒業制作展で優秀賞を受賞した後藤那月さんと矢崎舞子キアラさん、月居凜さんの5人。

 同NPOの高橋ともみさんは「さまざまな素材と手法を試みた作品の数々。秋田の風土と表現の可能性に触れていただければ」と来場を呼びかける。

 営業時間は10時~18時30分。7月23日・30日は休館。入場無料。8月4日まで。

 矢崎さんの作品「土楽器」を使うライブ演奏と、出展作家のギャラリートークを開く。開催時間は、7月21日=16時~、同27日=13時30分~(演奏のみ)。参加無料。

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