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桜酵母を使用した「さくらワイン」、秋田で開花前に人気
(2008年03月27日)
秋田県総合食品研究所(秋田市新屋、TEL 018-888-2000)が採取した桜の天然酵母を使用した「さくらワイン」が、発売開始約1カ月で6,000本以上を売り上げるなど、好調な売れ行きを見せている。
ソムリエ資格者などによる「北東北ワイン開発プロジェクト協議会」(大仙市佐野町2、TEL 0187‐62‐1704)が開発した同商品は、秋田県北部のソメイヨシノの花から分離した天然酵母を使用する山ぶどう系のロゼワインで、華やかな香りと切れの良さが特徴の中口タイプ。
2005年から桜の開花時期に合わせて販売しているもので、「例年完売する人気商品」(同協議会担当者)だという。今年は、昨年度より2,800本多い12,000本を製造し、3月1日から販売を始めたが、すでに半分が売れる人気ぶり。2006年に製造した「さくらワイン」を1年寝かせた「さくらワイン・熟成」も初めて発売したが、用意した800本のうち、300本がすでに売れたという。
ワインに使用する酵母は、同研究所が2000年4月末~5月、県内各地の桜の名所で桜の花や樹液から採取したもので、ビール醸造にも適する5株の酵母のうち、特に香味特性に優れたものをワインに使用するという。桜の天然酵母をワインに応用するのは同協議会による試みが世界で初めてで、青森、秋田、岩手の三県の研究熱心な優れた農家「篤農家」が栽培する「ニホン山ぶどう」「ワイングランド」「国宝3号」の3種類の山ぶどうをブレンド。ロゼワインづくりに定評のある平庭高原の「葛巻ワイナリー」(岩手県葛巻町)で醸造した。
秋田・青森・岩手の北東北3三県在住の日本ソムリエ協会認定資格取得者で構成する同協議会の小西亨一郎代表は「昨年度は収穫期に晴天が続き、山ぶどうの出来が良よかった」とし、「天候に恵まれとてもおいしいワインができた」と話す。「桜がほんのりと香る、料理に合うワインでもあり、ほのかな酸味が甘めのタレに合う。焼き鳥や、中華料理、和風の煮込み料理とは抜群の相性で、食事と一緒に楽しむ『食中酒』として飲んでいただければ」と話している。
価格は、720ミリリットル=1,380円、360ミリリットル=700円。2006年に製造した「さくらワイン」を1年寝かせた「熟成」は720ミリリットル=1,400円。東北3県の酒販店やワイン専門店のほか、角館、盛岡、弘前など桜の名所でも販売する。問い合わせは同協議会(TEL 0187-62-1704)まで。
市町村合併で消えたリンゴワイン復活(秋田経済新聞)本格的セラー揃えるワイン専門店(秋田経済新聞)ボジョレ・イベント、秋田市内の各店で多彩に(秋田経済新聞)北日本ワイン開発プロジェクト協議会秋田県総合食品研究所
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