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秋田で藤田嗣治展 「線」に着目したデッサン画など48点

秋田県立美術館(秋田市中通1)で開催中の企画展「藤田嗣治 無限に深い線」展

秋田県立美術館(秋田市中通1)で開催中の企画展「藤田嗣治 無限に深い線」展

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 秋田県立美術館(秋田市中通1、TEL 018-853-8686)で現在、企画展「藤田嗣治 無限に深い線」展が開かれている。

「藤田嗣治 無限に深い線」展会場の様子

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 群像大作の制作のための人物デッサンや中南米の民族デッサン、平野政吉邸で描いた墨画など、藤田嗣治の作品中、「線」に着目したコレクション約48点のほか、藤田が日本をテーマに描いた最後の作品として知られる、ジャン・コクトーの日本滞在記「海龍」に寄せた挿絵などを展示する。

 同館学芸員の高橋ともみさんは「線に対する深いこだわりを持っていた藤田の、直感的に描いた線からは、旅先で感じた風土や妻との穏やかな関係性までも伝わってくるようだ。油彩だけではない、藤田嗣治の魅力を感じていただければ」と来場を呼び掛ける。

 1月14日には、表具師・木村明夫さんによる講演会「美術館作品の表装と修復」を行うほか、11月29日、12月17日、1月21日は学芸員によるギャラリートークも予定する。開催時間は、いずれも14時~15時30分。講演会は同館まで要予約。

開館時間は10時~18時(入館は17時30分まで)。入場料は、一般=310円、学生=210円、高校生以下無料。2017年2月5日まで。

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