4日間にわたり開かれる屋外ビール祭「秋田オクトーバーフェスト2016」が10月13日、エリアなかいち・にぎわい広場（秋田市中通1）で始まり、多くのビールファンでにぎわいを見せている。

ビールグラスのデポジット販売ブース

　ドイツ・バイエルン州の州都ミュンヘンで10月に開かれる収穫祭「オクトーバーフェスト」。ビールやドイツ文化を楽しむイベントとして各国に広まった。国内では気温が低くなる10月を避けて9月に開催する地域もあるが、秋田市とドイツ・パッサウ市が姉妹都市であることなどから、10月開催にこだわる。

　「あくらビール」「田沢湖ビール」「田沢湖 湖畔の杜ビール」の県内3社とドイツビール4社の銘柄（500円～）を用意し、「八幡平ポークソーセージ」「比内地鶏ソーセージ」「ポークメンチカツ」など食肉加工品が中心のフードメニュー（300円～）と併せて提供。地元美術大学の講師や卒業生ら県ゆかりのガラス作家7人が制作した「ビールグラス」で楽しむこともできる（3,000円、使用後返却時は返金）。会場の一角に演奏ステージも設け、地元のジャズミュージシャンが会場を披露する。

　初日に友人と来場した市内在住の女性は「この季節に屋外でビールは少し寒いが（笑）、毎年楽しみにしている。生演奏も楽しい」と話す。

　開催時間は、14日＝16時～21時、15日＝11時～20時、16日＝11時～19時。