秋田県立美術館(秋田市中通1)内のカフェ「光風」(TEL 080-1669-0793)が限定提供するグロテスクな「和菓子」が現在、話題を集めている。
同美術館スタッフと菓子店「榮太楼」(高陽幸町)の職人が、現在開催中の「異界」が題材の展覧会から受けたインスピレーションを下に考案した和菓子。ラズベリーやグレープフルーツゼリー、ナタデココ、乳飲料などを使い眼球を模した「眼」(500円)と、人の指を爪の先までリアルに再現した生菓子とドリンクのセット「異界セット」(800円)の2種類をカフェメニューとして提供する。
「美術家と同じような作品づくりへ向けた菓子職人の魂を感じた思い。衝撃的な見た目のため、お客さまの反応に心配もあったが、面白いなどの声が寄せられている」と同店スタッフの菅原晶子さん。
「眼」は1日10食、「異界セット」は土曜・日曜・祝日のみ各日5食限定で、9月4日まで提供する。営業時間は10時~18時(8月3日~6日は19時まで)。