チャリティーフリーマーケットなどの市民活動に取り組む「わらしべ貯金箱実行委員会」(秋田市川元松丘町、TEL 090-2363-0398)は、今夏、秋田市に導入を予定している「ベロタクシー」の愛称を募集している。
同実行委員会は、チャリティーフリーマーケットなどの開催を通じて得た収益金をもとに、「環境に優しい交通手段」として自転車型のタクシー「ベロタクシー」の導入を目標にするなど、循環型の社会づくりに誰でも参加できる仕組みを提唱している。
同会代表の武内さんは「昨年9月に秋田市内を試験走行した際は、仮に『わらしべ号』と呼んでいたが、より親しんでもらえるようネーミングを公募することにした。市民の皆さんにかわいがってもらえるものであれば、特に秋田をイメージした愛称であることにはこだわらない」と話している。
応募は、用紙(様式自由)に愛称と理由などを記入し、2月5日~10日に「秋田ニューシティ」(同大町2、TEL 018-853-7470)で開催する「わらしべ貯金箱」会場で受け付けるほか、ホームページでも受け付ける。優秀作品にはベロタクシーTシャツなどが贈られる。
応募締め切りは3月31日。発表は5月を予定。
1997年にドイツで開発された「ベロタクシー」は、国内では2002年5月に京都で初めて走行して以来、東京、大阪、名古屋など大都市のほか、東北では仙台と喜多方など計18都市で運行している。
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