地元で活動するミュージシャンらがまちなかで演奏を繰り広げる「アキタミュージックフェスティバル2015」が9月26日・27日、秋田市内の広場や駐車場などを会場に開かれ、多くの市民が音楽とまち歩きを楽しんだ。
大町・通町地区の公園や駐車場などを舞台に地元で活動するミュージシャンらが演奏を披露する「ザ・パワーミュージックフロムアキタ(PMA)」と、社会人ビッグバンドや中高校吹奏楽部などが出演する「秋田ブラスフェスタ(ABF)」が共同で開く同イベントは今年で5年目。
今年は、広小路や秋田駅前の広場や大町や通町の公園、駐車場など計9カ所に会場を設け、プロ・アマミュージシャンら約80組、延べ850人以上が多彩なジャンルの演奏を繰り広げた。
人気シンガー・ソングライターの南佳孝さんやEPOさん、人気サクソホン奏者の小林香織さんや塩川光二さんら全国的に活躍するジャズマンのほか、秋田市を拠点に活動する若手ジャズトランぺッターの鈴木雄大さん、「ちんあなごのうた」で親しまれるシンガー・ソングライターの渡部絢也さんも「エリアなかいち・にぎわい広場」(中通1)に設けられた特設ステージにゲスト出演。高い演奏技術やヒット曲、聴衆を引き付けるマイクパフォーマンスで詰め掛けた多くの市民を沸かせた。
両日とも来場した市内在住の女性は「さまざまなジャンルの音楽を一度に楽しめた。地元にも素晴らしいミュージシャンがいることが分かった」とイベントを振り返った。