見る・遊ぶ 学ぶ・知る

秋田で「震災がれき」素材の立体アート展-壊れたトラック作品など

仙台市在住の美術家・青野文昭さんの作品

仙台市在住の美術家・青野文昭さんの作品

  • 0

  •  

 仙台市在住の美術家・青野文昭さんの作品展が1月29日、アートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で始まった。

「震災がれき」を素材に制作した青野文昭さんの立体アート作品

[広告]

 20年ほど前から、「ゴミ」として捨てられた生活雑貨などを素材にしたアート作品の制作に取り組む青野さん。親族も被災したという東日本大震災以降は、震災で発生したがれきを素材に制作した作品の発表を続ける。

 県内では初めてとなる同展では、高さ140~180センチほどの洋服タンス5本と被災して壊れたトラックを組み合わせた大型作品のほか、被災地で収集した雑貨類と木片などを組み合わせた作品14点を展示する。

 同スペースを運営するグラフィックデザイナーの後藤仁さんは「同じ東北の地で制作に取り組む青野さんの作品群。アートのジャンルを問わず地元の皆さんにもご覧いただければ」と来場を呼び掛ける。

 営業時間は11時~19時(日曜は17時まで)。月曜・火曜定休。入場無料。2月9日まで。

 展示会に合わせて2月2日、千葉瑠依子さんと中里広太さんがダンスと音の即興パフォーマンスショーも開く。14時開演。入場料1,000円(当日1,500円)。問い合わせはターンアラウンド(TEL 022-398-6413)まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース