主に大学生が対象の就活支援講座「ドリカフェ in あきた」が11月3日、秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)で開かれる。秋田経済新聞などが後援。
就業支援や早期離職の防止などをテーマに教育的なアプローチから研究する「ドリカフェプロジェクト」(千葉市中央区)が昨年8月、千葉市内の会場で初めて開催。以来、これまでに延べ700人以上の学生が参加している。
同プロジェクトのマネジャーでNPO法人「地域創成産学官民連携研究開発機構」(千葉市中央区)理事長の日高啓太郎さん、昨年行った秋田大学の学生らとの対話を通じ、「学生の熱意を受け、秋田でもゼミナールを構築できるのでは」と企画した。
当日、講義とグループワークを開き、実際に製品開発を行う実習まで行う。「就職活動にまつわる心理的負荷と解消方法を明らかにすることなどを通じ、受講生のほとんどが内定を受けるに至っている」と日高さん。「今後、学生らが県内へ戻るAターン促進へ向けた実践的な活動のほか、大学受験を控えた高校生や未来を夢見る中学生・小学生向けの講座も予定する。参加者との対話を大切にしながら期待に応えていくことができれば」と話す。
開講時間は13時~19時。問い合わせは同事務局(TEL 043-441-6505)まで。