比内地鶏のメンチカツをサンドした「比内地鶏バーガー」が現在、秋田県内のイベント会場で人気メニューになっている。
「比内地鶏バーガー」を考案したあきた比内地鶏の会の工藤真史会長
比内地鶏のメンチカツとトマト、キャベツを地元ベーカリーに特注したバンズでサンドし、焼き鳥のしょうゆたれとマヨネーズで「照り焼きバーガー」のような風味に仕上げた同メニュー。
比内地鶏加工食品などを扱う県内6社の団体「あきた比内地鶏の会」(秋田市手形字蛇野、TEL 090-2369-0924)が5月から、イベント会場などで本格販売を始めたところ、「その場で2個食べるお客さまや土産向けに買われるお客さまもいる」(同会の工藤真史会長)など、毎回300個が売り切れる人気メニューに。
工藤会長は「比内地鶏をメンチカツにするのはもったいないのではとの声も聞かれるが、地鶏の肉汁のうまみをバーガー向けに生かすための工夫」とし、「お客さまの声を聞きながらソースの配合を変えたりメンチカツの食感を確かめたりするなど細かな改善をしていることも人気につながっているのでは」と分析する。
次回は7月21日・22日、「エリアなかいち」イベント広場(中通1)に出店予定。価格は500円。