まちづくりを考えるディベートイベント「がんばろう日本!がんばろう東北!東北地方太平洋沖地震チャリティーイベント」が3月27日、JR秋田駅前の商業ビル「フォンテAKITA」(秋田市中通2)で開かれる。
日頃の立場をあえて逆転させて討論する同イベント。「まちの将来に強い希望を持つことでまちは創造できるという実践的な活動を通じて、被災地の皆さんへのエールを届けたい」と、地元で社会活動などに取り組む武内伸文さんが企画した。
当日は、雑穀類の卸やきりたんぽの製造販売などを手掛ける鈴和商店の鈴木昌幸専務が「中央資本派」、生活雑貨専門店「ロフト秋田」の鎌田悟店長が「地元資本派」に立って地域の活性について議論を行う。そのほか、「マイカーと公共交通」「ヤングとシニア」などこれからの秋田に必要な視点をテーマに市民6人が討論を繰り広げる。
会場では、昭和の時代に秋田市内の百貨店で販売していた「生ジュース」を復刻販売し、東日本大震災義援金に充てる。ジュース販売は10時30分~16時30分、ディベートイベントは14時~16時30分。