秋田市のタップダンス教室「早川みかTAPダンススタジオ」(秋田市土崎港5、TEL 018-845-6591)は11月14日、開設10周年を記念した発表会を秋田県児童会館(山王中島町)で開く。
東京を拠点に戦前から国内外で慰問活動などを行っていた芸能一座「早川プロ」の早川芳子さんが27年ほど前、秋田市に移住。その後、芳子さんに師事して3代目を襲名したみかさんが2001年に同スタジオを創設し、今年で10周年を迎えた。
ニューヨークにダンス留学した経歴も持つ早川さんだが、秋田民謡「ドンパン節」や和太鼓とコラボしたオリジナルダンスも創作し、昨年にはドイツでも披露するなど、積極的な文化交流にも取り組む。
同教室の生徒約30人が参加して開かれる当日、ジャズなどの音楽に合わせたタップダンスを披露するほか、和太鼓グループ「なまはげ郷神楽」とのコラボも行う。
早川さんは「秋田ではなじみが薄いかもしれないが、この機会に地元の多くの皆さんにタップダンスの魅力を伝えられれば」と来場を呼び掛ける。
開演は17時30分。入場無料。