カフェで朝食をとりながら行う勉強会「秋田朝ごはんネットワーク」が3月25日、秋田市内のカフェで開催される。
同会を主宰するのは市内の会社員・金澤太郎さん。東京でマーケティングコンサルなどの仕事に携わってきたが、昨年6月に帰郷。「全国でもっとも少子高齢化が進む秋田は、黙っていては地域が豊かになれない」と地元でのネットワークづくりや意見交換の場として初めて企画した。
同会の目的は「朝の時間を有効に使うこと、同じ意識を持つ若者のネットワークであること、仕事や社会の豊かさなどの意見交換を通じてアイデア実現のためのきっかけづくりの3つ」と金澤さん。「朝は時間効率もよく、朝食会は飲み会よりコストパフォーマンスも高い。朝ご飯をしっかり食べるので健康にもいい」とも。
金澤さんは「何かの犠牲の上で成り立つものは持続可能性がない。単なる思いつきで行動するのではなく、収益を確保しながら継続的に運営できるビジネスモデルなどのアイデアを地元の皆さんと一緒に考えていく場になれば」と期待を寄せる。
初めての開催となる今回は、金澤さんの知人を中心に8人ほどが参加を予定。「まだ実験的な試みのため、参加資格は知人の知人までに限った」が、今後は月1回以上の開催や一般参加の受け付けも検討するという。