男鹿半島のジオパーク認定目指し講演会-糸魚川市長ら4人が講演

秋田県潟上市・大潟村と一体で「ジオパーク」認定を目指す男鹿市(写真は男鹿半島・西海岸)

秋田県潟上市・大潟村と一体で「ジオパーク」認定を目指す男鹿市(写真は男鹿半島・西海岸)

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 男鹿半島まるごと博物館協議会(秋田市広面、TEL 018-832-5680)は2月11日、講演会「世界ジオパーク糸魚川に学ぶ」を「ハートピア・男鹿市民ふれあいプラザ」(男鹿市)で開講する。

国内最大の干拓地「大潟村」

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 地質や文化遺産の保全を通じて、ツーリズムに活用するなどしながら地域の持続的な経済発展を目指す「ジオパーク」。ユネスコの支援で2004年に発足した「世界ジオパークネットワーク」が、地球科学的に貴重な特徴が2つ以上ある世界の地域を認定する。日本では昨年8月、洞爺湖・有珠山(北海道)、糸魚川(新潟県)、島原半島(長崎県)の3カ所が認定された。

 同協議会が、「男鹿市」「潟上市」「大潟村」の県内2市1村一帯のジオパーク認定の可能性を探ろうと企画した今回の講演会。当日は、秋田大学名誉教授で「ジオパーク登録を進める会」会長の白石建雄さんのほか、糸魚川市長で「日本ジオパークネットワーク」会長の米田徹さんら4人が、「ジオパーク先進地からの提言」「ジオパークと観光」などをテーマに講演を行う。

 同協議会の富山さんは「ジオパーク認定に向けた活動は、地元の皆さんの協力や関心が大切。地域資源の素晴らしさを再発見するきっかけにもなると思うので、来場いただければ」と呼び掛ける。

 開講時間は10時~15時30分。入場無料。男鹿の地産地消弁当(800円)も用意する(予約が必要)。申し込みは同協議会まで。

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