大学のフォトサークルと湯沢市在住の画家・中野修一さんのコラボ展「zoom zoom zoo！」が現在、アートスペース「ココラボラトリー」（秋田市大町3、TEL 018-866-1559）で開催されている。

街中に出現した巨大サルを描いた中野修一さんの油彩画

　ノースアジア大学（下北手）と秋田栄養短期大学（同）のフォトサークル部員が、大森山動物園（浜田字潟端）で撮影した動物写真24点と街中に出現した動物を描いた中野さんの油彩画6点を展示する同展。会場最寄りのバス停から動物園行きの路線バスが発着することから、「まちと森をつなぎ、動物と人間をつなぐ」をテーマに同動物園のPRも兼ねて企画した。

　「わたしの描いた絵が、個展とは違った明るく楽しい雰囲気の中で見ることができることを再発見した」と中野さん。同サークル部員の小原勇人さんは「当サークルが展示会を学外で開くのは初めて。会場ディスプレーなど地元アーティストに協力いただき、遊び心のある楽しい空間を表現できた」と話す。「会場ではバス時刻表を配布するので、動物園にも足を運んでもらいたい」とも。

　開催時間は11時～17時。入場無料。17日まで。