「秋田ほっとHOTクリスマスフェスタ」(同実行委員会主催、秋田経済新聞など後援)が12月23日・24日、JR秋田駅周辺を中心に各所で同時開催され、来場者や通行人を楽しませた。
「秋田の冬の街を盛り上げよう」と国際教養大学の学生が中心となって企画された同イベントは、今年で3回目。イベントを応援する地元のNPOもイベント会場に飾り付けるキャンドルやリースなどを制作するワークショップを事前に開くなど、市民参加型イベントとして準備を進めてきた。
メーン会場の秋田拠点センター・アルヴェ(秋田市東通仲町)には、地元の飲食店主らが出店した屋台村も設営。来場者がカップケーキを自由にデコレーションする企画「クリスマスケーキファクトリー」を開いたほか、秋田公立美術工芸短期大学の学生が出店した「創作きりたんぽ」も早くに売り切れる好評ぶりを見せた。
市民約900人の顔写真を並べて作る「モザイクアート」は、ハート型の地球にかかる虹を表現し、駅前通路に展示したり、地元ミュージシャン16組が特設ステージでゴスペルやジャズ、ピアノ演奏などを披露した。
屋外では、仲小路商店街の通り沿いに約900個のキャンドルを設置したほか、サンタクロースに仮装した市民ら約100人がパレード行進するなど、秋田駅周辺はクリスマスムード一色に包まれた。