「秋田県ケータリング協会」(秋田市川元むつみ町、TEL 018-827-4012)は12月18日、子どもの新型インフルエンザ予防推進が目的の「デコマーシール」の無料配布を始める。
新型インフルエンザが流行する中、「予防マスクの着用を嫌がる子どもが多い」ことから、漫画家でキャラクターデザインを手掛けるAREA52(東京都足立区)の江原良道さんが10月、「子どもが喜んでマスクを着用できるように」とマスコットキャラ「マスク犬」を考案。同キャラなどマスクをデコレーションする「デコマーシール」を制作した。
先月、江原さんの知人で岩手ケータリングクラブ(岩手県盛岡市)の村井義行さんが、岩手県内の移動販売車で無料配布を行ったところ好評だったことを受け、秋田県内で営業する同協会もシール5,000枚の配布を決めた。同協会広報担当の山羽久和さんは「元気な子どもの姿を営業中に見るのはうれしい。少しでも楽しく予防をしてもらえれば」と話す。
シールの配布は、ジェイマルエー広面店(広面字宮田)で行うほか、同協会の移動販売車が営業する秋田県内ホームセンターの店頭でも行う。