秋田在住の画家・渋谷重弘さん、大館のカフェギャラリーで個展開催へ

古文書の上に銅箔(はく)を貼った独自のキャンバスに静物を油彩で描く技法で制作する渋谷重弘さんの作品

古文書の上に銅箔(はく)を貼った独自のキャンバスに静物を油彩で描く技法で制作する渋谷重弘さんの作品

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 秋田市在住の画家・渋谷重弘さんの個展が12月9日~20日、「古楽&ぎゃらりー・珈琲ダウらんど」(大館市)で開催される。

古文書の上に銅箔(はく)を貼ったキャンバス

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 秋田公立美術工芸短期大学の教授を務める傍ら創作活動を続け、古文書の上に銅箔(はく)を貼った独自のキャンバスに静物を油彩で描く技法を生み出すなど、油彩とミクストメディアの可能性を追求する渋谷さん。同展では約20点を展示する。

 展示会を主催する「ギャラリー杉」(秋田市大町1)の杉渕薫さんは「渋谷さんの作品と大館のカフェの雰囲気がマッチしたことから出張展示を決めた」とし、「銅箔を貼ったキャンバスには下書きができないため、圧倒的なデッサン力が求められる。独特の味わいを持つキャンパスに描かれた渋谷さんの繊細な表現を楽しんでもらえれば」と話す。

 営業時間は11時~18時。12月14日・15日は休業。

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