秋田市中心街区の「仲小路ビル」(秋田市中通2)が11月上旬、本格的なリノベーション工事に着工した。
鉄筋3階建て・地下1階の同ビルは築40年。3年ほど前から、老朽化した物件の改修工事を行うことで建築物の価値を高める「リノベーション」工事を検討してきたところ、地元クリエーターが2月、物件のリノベーションやユニークな視点から不動産を紹介するウェブサイト「東京R不動産」の運営などで知られる「オープン・エー」(東京都中央区)の馬場正尊社長を同ビルオーナーに紹介。同社と地元デザイナーらの協力を得るかたちで本格的なリノベーションを決めた。
「仲小路ビル・リノベーションプロジェクト」では、飲食店やショップなど7~9店がテナントとして入居するほか、地階フロアは本格的な「シェアオフィス」としての活用も予定。デザイン会社やフリーランスのデザイナー、カメラマンら地元クリエーターを中心に計15人ほどが入居を予定する。
オープンは2010年3月を予定。現在、テナントを募集している。問い合わせはスパイラル(info@spiral-a.com)まで。