ウエディングドレスのオーダーメード専門アトリエ「トワル.rui」(秋田市大町3、TEL 018-827-6102)で現在、企画展「トワル.ruiのためのスケッチとウエディングドレスの展覧会」が開催されている。
ウエディングドレスとスケッチの合同展を開くアトリエ「トワル.rui」
同展は、ウエディングドレスの受注制作を手掛ける高木瑠衣さんと、絵や詩の創作に取り組む渡部哲也さんの二人展。「日ごろ、女性のわたしが女性のためにドレスを作っているが、男性の視線からドレスを捉えてもらったら面白いのでは」と、高木さんが渡部さんにドレスのスケッチを依頼。通常、入店のために予約が必要なアトリエを期間限定のギャラリーとして一般公開する。
展示するのは、「プリンセス」「マーメード」「Aライン」など高木さんがデザインから縫製まで手掛けたウエディングドレス4着やバッグなどの小物類と、渡部さんが展覧会のために書き下ろしたスケッチ作品12点。
「これまでは人物を描くことが多かったが、高木さんが心をこめて制作するドレスのため、『線』の優雅さを追求して100枚近いスケッチを描いた。線には描かれていない部分も感じてもらえれば」(渡部さん)。
以前から渡部さんの絵本作品などに魅せられていたという高木さんは「イーゼルとウエディングドレスが調和した展覧会になった」と話す。「ドレスのオーダーメードでは、お客様のイメージ通りの作品に仕上げることを心がけている。この機会にご覧いただければうれしい」と話す。
展示は、金曜・土曜・日曜の12時~18時。10月4日まで。入場無料。
9月23日には、演奏会「コントラバスと声楽の調べ」も同アトリエで開催する。