風変わりなコレクションばかりを集めた展示会「ちょっと変な、なにこれB級おもしろコレクター展」が6月19日、JR秋田駅前のファッションビル「アルス」(秋田市中通7)で始まった。
「BOSS(無糖)」のパロディー「BOKU(無味・無意味)」などポップもユニーク
秋田市在住の新聞記者がコツコツ集めていることで話題になった缶コーヒーの「空き缶」コレクション750本、変種トランプ200点のほか、無料マンガ本「コミック・ガンボ」やオリンピックポスターなど、ユニークなコレクションばかりを集めた同展。
同展のアートディレクターを務めたのは、秋田市でデザイン会社「R2アソシエイツ」(外旭川)を経営する嶋野修さん。自身も、「プレイボーイ」「クロワッサン」「anan」「ペントハウス」など、主に1970年以降に創刊された雑誌の創刊号や最終号ばかり約300冊を出展した。中には「創刊号が最終号になってしまった幻のビジネス雑誌『企業の文化戦略』もある」(同)。
同ビルを管理する秋田ステーションビルの野原静雄さんは「ちょっと珍しい展示会だが、多くの皆さんにとっては親しみやすいモノも多いと思う。当展をきっかけに、秋田駅前に活気を呼び込めれば」と期待を寄せる。
開催初日に来場した女性は「これほどまとまった数の缶コーヒーの空き缶を見たのは初めて。いろんなモノを集めている人がいるんですねぇ」と感心した様子。
営業時間は10時~20時。入場無料。7月12日まで。