雑穀類の卸などを手掛ける「鈴和商店」(秋田市中通6、TEL 018-832-5924)は父の日の6月21日、「お豆ちゃん(おとうちゃん)イベント」を開催する。
イベントは、同社が扱う数十種類の中から好きな豆を選び、父親の似顔絵を描いた展示会を開くほか、制限時間内にはしで拾った豆の数を競ったり、豆類に関する豆知識を問うクイズ会を開いたりするなど、親子で楽しめる「豆ずくめ」の内容。
「豆類は豆腐やしょうゆなど形を変えて食卓に上ることも多いことから、原料が豆だと知らない子どもも少なくない」と、小学校で講演活動も行う同社の鈴木昌幸専務と市民活動などに取り組む武内伸文さんが、食育の観点から企画した。
全国的にも珍しくなった店頭での「量り売り」にもこだわる同店。鈴木さんは「長年続けられた手法には意味があるはず。作業効率だけではないスタイルを残していきたい」とし、「当日は、親子で楽しみながら本物の豆に触れてもらえれば」と話す。
豆に描いた似顔絵展には、事前に同店から豆を持ち帰って自宅で描いたもので参加することもできる。
開催時間は13時~16時。参加無料。