ハタハタ型のたい焼き専門店「ブリこあん」が2月24日、秋田市民市場(秋田市中通4)内にオープンした。
販売するのは、秋田の県魚「ハタハタ」の魚卵「ブリコ」をイメージした粒あんや白子をイメージしたカスタードクリームなどを米粉が原料の生地で包む長さ15センチほどの「ハタハタ焼き」(220円)と、ベーコンやきんぴら、卵などの総菜を包む「ブリこ焼き」(330円)、チョコレートなどを包む一口サイズの「ベビィ」(6個=440円、8個=550円)。
生地の隠し味に使うハタハタが原料の魚醤(ぎょしょう)「しょっつる」や、粒あんに振りかける男鹿産の塩など県産原料を多く使う。店主の藤原寿さんが「食感や親しみやすいデザインにこだわった」というハタハタ型とブリコ型のオリジナルの金型で焼いて販売する。
東京都内でデザイン会社を経営する秋田市出身の藤原さん。「(自ら)店舗に立ちたい」と、会社経営を続けながら、秋田に居住を移して営業する。看板商品として考えていた「ブリこ焼き」の販売に先立ち、「ハタハタ焼き」を1月下旬に先行販売したところ、多い日で400個、少ない日でも200個ほどが売れ、「オペレーションが追いつかないほど好評だった」ことなどから、1カ月ほど遅れて本オープンにこぎ着けた。
現在66歳の藤原さんは「冬の味覚として親しまれるハタハタは秋田の食文化だが、漁獲量の減少により食べる機会も減ったことが残念。ご当地グルメを使う商品展開も予定している。身近なおやつとして、通年でハタハタが話題になるような商品に育てられれば」と意気込みを見せる。
営業時間は11時~16時。月曜・木曜・日曜定休。
「ブリこ焼き」は1日40個限定で、1人1個のみ販売する。