
秋田のアートスペース「ココラボラトリー」(秋田市大町3)の20周年記念イベント「体の公演」が8月30日、「あきた芸術劇場ミルハス」(千秋明徳町)で開かれる。
秋田市中心部を流れる旭川沿いで運営するココラボラトリーの20周年を記念し、市内で活動する美術家やパフォーマーから成る実行委員会が、「川と街」をテーマに企画した。秋田経済新聞などが後援する。
オランダを拠点にヨーロッパを回りながら「UKジャズダンス」と日本の民俗芸能を融合させた表現活動に取り組む秋田市出身のYOSHITAKAさん、秋田市を拠点に音楽や演劇活動などに取り組むMikieさん、秋田市と盛岡市、東京都内で活動する5人組パフォーマー「BAZAR(バザール)」の3組が、川と地域から得たインスピレーションを下に創作した新作演目を、それぞれ披露する。
出演者に、東京芸術劇場(東京都豊島区)のアートマネジャー半澤裕彦さんを交え、「多様な芸術文化の場を広げていくために」と題するトークイベントも予定する。
「バザール」メンバーで同実行委員会の加賀谷葵さんは「表現手法の異なる3組が川や街をどのように表現するのかが見どころ。出演者の新しい挑戦を通して、観覧する皆さんの地元の川や街について考えるきっかけになれればうれしい」と来場を呼びかける。
開催時間は、1部=11時~、2部=15時~、トークイベント=16時20分~。入場料は3,000円(当日は3,500円)。大学生以下無料(学生証の提示が必要)。チケットはネットなどで販売する。