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秋田・仲小路の「みきょう」が事業継承5周年 昭和カフェと服飾文化を守る

カフェとブティック「みきょう/MIKYO」(秋田市中通2)。写真はカフェ「みきょう」店内

カフェとブティック「みきょう/MIKYO」(秋田市中通2)。写真はカフェ「みきょう」店内

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 カフェとブティック「みきょう/MIKYO」(秋田市中通2、TEL 018-836-3188)の事業を元店長が受け継いで、1月15日で5周年を迎えた。

カフェ「みきょう」の定番メニューのコーヒーとあんみつ

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 秋田市仲小路のビル1階で営業するブティック「MIKYO」と2階のカフェ「みきょう」。店舗面積26坪のブティックは、モノトーンを基調とした国産デザイナーズブランドのアイテムを中心に扱う。カフェのメニューは、ネルドリップのコーヒー(700円)や、あんみつなどの甘味・軽食類(700円~1,000円)。白壁を基調にアーチ状の装飾が特徴的な約23坪の店内に、カウンター席4席とテーブル席28席を設ける。

 1988(昭和63)年11月、ブティック「プルドゥ秋田店」の経営者と1953(昭和28)年から川反エリアの「みきょう小路」(大町5)で営業していた「カフェみきょう」の経営者が、仲小路商店街に鉄筋2階建てビルを共同で新築し、これに合わせて移転・オープンした両店。2015(平成27)年6月にはブティックがカフェ営業も引き継いだが、2020年1月、30年以上にわたり店長を務めていた櫻庭栄美さんが両事業を引き継ぐための新会社「イーエムアイ キングダム」(同)を立ち上げ、現在、両店を経営する。

 櫻庭さんは「先代の皆さんが築いた昭和時代から続くカフェの文化や精神を守りたいとの思いで事業を引き継いだ。新しい風も入れながら、新旧のお客さまに安らいでもらえる空間の提供を続けられれば」と話す。

 営業時間は11時~19時。水曜定休。同社創業5周年を記念して2月18日まで、展覧会「1948年のスケッチブック展」をカフェで開いている。

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