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秋田で震災遺児支援「つながる青空市」 能登半島震災・豪雨支援呼びかけも

マーケットイベント「つながる青空市」の出店者とスタッフ(写真は2023年)

マーケットイベント「つながる青空市」の出店者とスタッフ(写真は2023年)

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 マーケットイベント「第16回 つながる青空市」が10月13日、「クラフト北」(秋田市外旭川前谷地)前の広場で開かれる。

「つながる青空市」で販売する消しゴム製「秋田はんこ」

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 東日本大震災で両親などを亡くなくした子どもの支援を目的に、秋田市在住の永瀬幸子さんら市民有志で作る実行委員会が、手作り雑貨類や焼き菓子、野菜、果物などの物販や飲食ブースを屋外広場に設け、2011(平成23)年から開くチャリティーマーケット。秋田経済新聞などが後援する。

 「震災の年に生まれた子どもが18歳になるまで続けること」を目標に毎年開き、13年目を数える今年は、約20組が出店する。昨年7月に秋田市などで大きな被害を出した豪雨災害をきっかけに始めた防災ブースを今年も設け、県内で活動する防災士らが、防災意識の啓発を図る。

 毎年行う「岩手県里親会」(盛岡市)への寄付に加え、1月に発生した能登半島地震と9月の奥能登豪雨の被災地向け募金箱も用意する。

 永瀬さんは「支援が必要な人のために役立つことをしたいとの声が多く寄せられる。当イベントは、皆さんに来場してもらうだけで支援につながるので、足を運んでもらえれば」と呼びかける。

 開催時間は10時~15時。入場無料。

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