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秋田・雄和のリンゴ観光果樹園で収穫祭 猛暑で収穫減も環境保全PR

秋田市雄和の「たねざわ果樹園」代表代理の兎澤一心さん(右)とスタッフの打矢智己さん(左)

秋田市雄和の「たねざわ果樹園」代表代理の兎澤一心さん(右)とスタッフの打矢智己さん(左)

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 リンゴの収穫を祝う「サンクス・フェスティバル」が10月21日・22日、「たねざわ果樹園」(秋田市雄和種沢、TEL 018-886-3265)で開かれる。

秋田市雄和の「たねざわ果樹園」

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 1961(昭和36)年に開園し、2021年から果実庵とざわ(鹿角市)が運営する作付面積6ヘクタールほどのリンゴ園。現在、「フジ」「姫神」など約20品種のリンゴやブルーベリー、イチジクなどを栽培する。

 地元の飲食店や菓子店など約15店が果樹園内に出店し、リンゴを材料に作る菓子や料理を提供したり、カトラリーや工芸品などの物販ブースを設けたりするなどして秋の収穫を祝う。焼きリンゴや焼きマシュマロ作り、ろくろ体験などのワークショップを開く。

 「環境保全型観光農園」を旗印に掲げ、現在、若者を中心に有機栽培や減農薬栽培などに取り組む同果樹園。代表代理の兎澤一心さんは「例年であれば約3トンのリンゴを出荷するところ、今年は猛暑や病害虫の被害により収穫量は8割ほど減った。自然栽培はリスクも大きい」としながら、「環境保全に取り組む農園のあり方を、たくさんの皆さんに見てもらいたく企画したイベント。地元の魅力的な店舗も集まるので、自然の中でおいしいものを食べて、実りの秋を一緒に楽しんでもらえたら」と来場を呼びかける。

 開催時間は10時~15時30分。入場無料。

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