仏壇とステンドグラスのコラボ作品展「こころばえ」が9月29日、アートスペース・ココラボラトリー(秋田市大町3、TEL 018-866-1559)で始まった。
伝統的な漆芸が残る湯沢市川連町などで仏壇を作る有志らが、新たな仏壇のスタイルを提案することなどを目的に、2009(平成21)年から活動するグループ「カタラボ」の作品展示会。
今年は、秋田市でステンドグラス工房「マーレ」を運営する菊地真梨奈さんと共同制作した、高さ38センチ・幅23センチほどの作品「SHAKA sama」など計21点を展示する。
同グループの沓沢正利さんは「コロナ禍や災害で苦しむ人々の生活に求められるのは、心を映し、希望を感じられるモノ」とし、「元々はシンプルな構造だったはずの仏壇。衰退する業界だが、工芸としての仏壇の進化とステンドグラスの可能性を伝えられれば」と来場を呼びかける。
営業時間は11時~18時(最終日は17時まで)。入場無料。10月1日まで。
菊地さんが、ステンドグラスのミニパネルを作る体験会を開く。参加費は2,000円。定員は1日3人。問い合わせは、カタラボ(TEL 090-4886-3138)まで。