出演者数と来場者数で秋田県内最大級のまちなか音楽祭「AMF アキタミュージックフェスティバル」が9月2日・3日、秋田市内の屋外広場など7会場で開かれる。

「アキタミュージックフェスティバル2023」ポスター

　アマチュアミュージシャンを中心に演奏を繰り広げる音楽イベント「PMA（ザ・パワーオブミュージックフロムアキタ）」と、市内中学や高校、社会人などの吹奏楽団が演奏を披露する「秋田ブラスフェスタ」が、2011（平成23）年から合同で開く音楽祭。今年は、70組以上のプロやアマチュアのミュージシャンが、中通や大町など中心市街地7カ所の会場で演奏を繰り広げる。秋田経済新聞などが後援する。

　毎年注目を集めるゲストミュージシャンは、地元を拠点に活動する以下6組。秋田市出身のサックス奏者・塩川光二さん、横手市在住のトランぺッター・佐々木秀人さん、秋田市内でジャズ教室を主宰するジャズピアニストの早川泰子さん、広小路商店街でうどん店を営業するジャズシンガーの藤田睦さん、市内を拠点に活動するシンガーの高田由香さん、民謡グループの浅野梅若社中。

　AMF実行委員会会長の辻篤志さんは「出演者を含め、7月の大雨で被害に遭われた皆さまにお見舞い申しあげたい。今年は県外から出演するミュージシャンも多い。会場を回りながら素敵な音楽に触れることで、ひとときを楽しく過ごしてもらえれば」と来場を呼びかける。

　今年で17回目の開催を数えるPMA実行委員長の秋永健次さんは「大雨災害と終息しない新型コロナウイルスのため、来場する皆さまには不便を掛けるが、幅広いジャンルの音楽を楽しむことができる当イベント。音楽の力で、地域の皆さまの心の癒やしや希望につなげられれば」と意気込みを見せる。

　開催時間は11時～20時ごろ（会場により異なる）。入場無料。