秋田県と秋田県漁業協同組合(男鹿市)が、現在、未経験者向けの体験型漁業研修会の参加者を募集している。
漁師のなり手不足を背景に、漁業に関心のある未経験者を対象に毎年開く研修会。今年は、県内在住者に加えて県外在住者を4年ぶりに募集する。
「あきた漁業スクール トライアル研修」と題し、男鹿市やにかほ市、八峰町など県内漁港を会場に水産業に関する基礎知識や漁船の操船、水揚げの見学、鮮魚の扱いなどの研修を行うほか、日本海沿岸で行われる刺し網漁や定置網漁、一本釣りなどを現役の漁師が実地で指導する。
県水産漁港課の福田姫子さんは「昨年は定員を上回る応募があった。にかほ市では若い漁師が漁業を盛り上げている。漁業に関心のある皆さんの就業をサポートするので応募いただければ」と呼びかける。
研修日数は、8月29日~10月31日の8~15日間(コースにより異なる)。定員は、県内在住者4人、県外在住者2人。参加無料。申込締め切りは7月24日。申し込み方法はホームページに詳しい。問い合わせは、同漁業協同組合(TEL 0185-23-2281)まで。