秋田市在住の小玉恵子さんが6月6日、イタリア政府公認の業界団体から「ナポリピッツァ職人」に認定された。東北在住の女性としては初めて。
ナポリピッツァ職人の小玉恵子さんが焼き上げた「マルゲリータ」
秋田県内では唯一、ナポリピッツァ職人協会(本部=イタリア・ナポリ)から公認を受ける専門店「ゼッキーニ ピッツァ バンカレッラ」(秋田市中通4)で働く小玉さん。ナポリの伝統にならう食材で、専用窯で焼き上げる調理技術などのオンライン審査を受けるなどし、国内で72人目、女性としては6人目の職人として認定された。
7年ほど前、当時勤務していた飲食店で初めて作ったピザを皮切りに、3年ほど前から同店で本格的にピザ作りに携わる小玉さん。「公認されたことで、お客さまに説得力を持って提供できることがうれしい。秋田では正統派『ナポリピッツァ』の認知はまだまだ。当店が営業するフードトラックも活用しながら、多くの皆さまに魅力を広めたい」と意気込む。
営業時間は11時~14時30分、17時~20時30分。水曜定休。現在、店主が、イタリアで開かれるピザ職人の世界大会に出場するため、一時休業中。6月29日、ランチ営業を再開予定。