「オランダ焼き」の名称で親しまれる大判焼きを秋田市内で販売する店舗の2号店が、12月中旬、茨島地区に開店した。
湯沢市や大仙市を中心に広く親しまれ、卵やハチミツを原料に作る生地でハムとマヨネーズを挟んで焼く「オランダ焼き」(140円)。秋田市内で販売する店舗として開店したのは、「おやつカフェふくまる堂」(秋田市外旭川字八幡田)の2号店「ふくまる堂ばらじま店」(茨島7)。
原料に北海道産小豆を使うことにこだわる「あずき」や「白あん」「カスタード」(以上、140円)などの大判焼きのほか、「肉判」(170円)、「栗くりあん」(160円)など季節限定商品をテイクアウト販売する。いずれも直径約8センチ、厚さ3.5センチほどで、フクロウをデザインした焼き印が特徴。
これまでは外旭川店に足を運んでいたという来店客も多く、オープンから連日300個ほど売り上げるなど出足は好調。12月21日に来店した同店のファンだという女性は「自宅の近所に開店してうれしい。先週も買いに来たばかり」と話す。
店主の岡本光平さんは「卵やハチミツを多めに使うことで、翌日でも固くなりにくい生地などが当店の特長。焼き印も好評で、手土産に購入するお客さまも多い。茨島地区の皆さんに当店の商品を味わってもらえれば」と来店を呼びかける。
営業時間は10時~17時30分。電話予約も受け付ける。月曜定休。