昭和時代に親しまれた掛け紙を復刻した駅弁2種が10月1日、JR秋田駅(秋田市中通7)などで発売された。
今年で鉄道の開業150周年を迎えたことを記念し、全国の駅弁業者31社が34種の駅弁を復刻販売する特集企画。
同駅では、関根屋(東通1)が製造・販売する、比内地鶏の照り焼きといぶりがっこ、あきたこまちなど県産の食材を多く使う「秋田比内地鶏こだわり鶏めし」(1,150円)と、1902(明治35)年創業の同社が最も古くから販売する同駅の定番駅弁「特製牛めし」(1,100円)を、昭和時代に使っていた掛け紙を使い販売する。ハガキサイズの記念クリアファイルを同梱する。
関根屋の担当者は「昔懐かしい掛け紙と合わせて、秋田の人気駅弁を楽しんでもらえれば」と利用を呼びかける。
同駅のほか、大曲駅・角館駅・田沢湖駅で販売する。鶏めしは東京駅でも扱う。11月30日まで。