秋田市文化創造館(秋田市千秋明徳町、TEL 018-893-6424)が、現在、8月22日に開催予定のワークショップ「野菜身体測定会」の参加者を募集している。
ニンジンやジャガイモ、タマネギ、キュウリなどの野菜のサイズを単位に体を測定して身体図を作るワークショップ。「PARK いきるとつくるのにわ」と題して展開するプログラムの一環として同施設が企画した。
講師を務めるのは、身近な物を使って、身の回りの世界の理解につなげる手法などに取り組む、京都市立芸術大学で染織が専門の染色作家・安藤隆一郎さん。「以前よりも日常で身体を使う意識が薄れてきた昨今。身近な野菜を使い、スケールの視点から皆さん自身の体の理解につなげられれば」と話す。
同施設担当の芦立さやかさんは「かつて民具を使っていた高齢の皆さんや農業に携わる皆さん、山菜採りなどで山に入る皆さんにも参加いただきたい」とし、「子どもの成長記録や夏休みの自由研究にもなる。親子や友だちと一緒なら、体を測り合うこともできる。世代を問わず、楽しく新しい発見ができる内容」と参加を呼びかける。
開催時間は14時~17時。参加無料。定員20人(予約優先で先着順。小学3年以下の子どもは保護者の同伴が必要)。