セルフ写真館「フォトリズム♪」が8月1日、JR秋田駅前の商業ビル・秋田オーパ(秋田市千秋久保田町)内にオープンした。
スタジオに備えられたカメラのリモコンシャッターを使い、利用者が自由に撮影することができることから、首都圏などで利用が広がる「セルフ写真館」。
1922(大正11)年創業の老舗写真館・岩田写真(中通1)が、約20坪のスペースに一眼レフカメラや照明機材などのほか、メーク用設備や撮影用の小物を用意するなど「長年にわたり写真館で培ってきた技術を取り入れたセルフ写真館」(同社の岩田幸久社長)として営業する。照明の工夫など、技術的なアドバイスにも対応する。
「色温度が狂いにくく良い写真を撮りやすいこと」からモノクロ撮影を基本とするが、オプションでカラー撮影も用意する。撮影時間は15分で、撮影カット数は自由。開業して5日間ほどだが「200カットほど撮るお客さまもいる」という。撮影した写真データの引き渡しは、スマートフォンを使う。
岩田社長は「写真は、友人や家族の絆を深めるアイテム。記念日など人生の節目に利用されることの多い写真館での撮影だが、当サービスを通じて、もっと気軽に写真を撮ることの楽しさを伝えられれば」と話す。
料金は、1人1,800円(3人以上の同時利用は1人増えるごとに800円)。大学生以下は500円引き(1回5人まで)。カラー撮影は追加料金(1,000円)が必要。
営業時間は13時~18時。同社ホームページで予約が必要。火曜・水曜定休。