プロバスケチームを運営する秋田ノーザンハピネッツ(秋田市中通7)は7月1日、クラフトビール醸造所「あくら」(大町1)のビール醸造事業と直営飲食店事業を譲り受けた。
3年ほど前からオリジナルクラフトビールの開発を、2021年からコッペパンの製造販売を手がけるなどし、運営基盤を固めながら、2026年の新B1への参入を目指す同チーム。試合会場でクラフトビールの販売を強化することなどを狙い、1997(平成9)年創業のビール醸造所の事業を引き継いだ。
「クラフトビールを秋田で展開してきた愛着がある。さらに発展させて、広く県内外に広めてもらえることを願う」(あくらの高堂裕社長)、「クラフトビール事業のポテンシャルは高い。あくら社が培ってきたものを大事にしながら、ビール事業でも秋田の魅力を発信し、地元の活性化に寄与したい。ブースターの皆さまに愛顧いただければ」(秋田ノーザンハピネッツの水野勇気社長)と、それぞれ談話を出した。