中古レコードの販売会が12月27日、エリアなかいち商業施設(秋田市中通1)で始まった。
新屋地区の活性化活動などに取り組むNPO法人新屋参画屋(新屋表町)の外郭団体の約10人のグループが、レンタル店舗やレンタルボックスとして利用できる同施設内スペース「なかいち秋田銘品館」を活用して開く。
同NPOが運営する1890(明治23)年築の町家・渡邉幸四郎邸(同)の改修費に充てることを目的に、市民から寄付を受けるなどしたポップスやロック、フォーク、クラシックなど、さまざまなジャンルの中古レコード約150枚を、1枚ずつクリーニングして販売する。価格は、1,000円前後を中心に300円~4,500円。試聴コーナーも設ける。
「量販店と比べて安い価格で提供する。キャンディーズ解散コンサートのレコードなど貴重な掘り出し物も」と販売会担当者。「渡邉幸四郎邸に持って来てもらえれば、店内オーディオ機材で聴いていただくこともできる。レコードのメンテナンスにも対応する」と話す。
営業時間は10時~18時。営業日は12月27日~29日、来年1月4日~6日。