クラフトビール醸造所のあくら(秋田市大町1、TEL 018-862-1841)は6月下旬、同社ボトル商品5種のラベルを20年ぶりにリニューアルした。
20年ぶりにラベルを一新した秋田のクラフトビール醸造所のボトル商品
新ラベルで販売するのは、「なまはげ IPA」「あきた吟醸ビール」「秋田美人のビール」「あきたこまち IPL」「古代米アンバー」の5種(以上、320ミリリットル、550円)。
同社が秋田公立美術大学(新屋大川町)と連携し、同大学でコミュニケーションデザインを専攻する学生16人のデザイン案の中から、同大学4年の畠山明海さんの作品を採用した。
ラベル共通のデザインモチーフは「傘」。醸造所の立地が酒蔵だったことと、ラテン語で水を意味する「アクア」と掛けて名付けられた同社の社名から想起し、「想像力をふくらませながら、ビールを楽しんでもらいたい」(畠山さん)との思いを込め、傘で顔の隠れた人物をイラスト化した。商品ごとに異なるラベルの色合いは、銘柄の風味をイメージした。
秋田県内外のスーパーや酒販店などで販売するほか、インターネット通販にも対応する。