関西の若手落語家による寄席「落語とワインの夕べ」が4月19日、ワインガーデン「リッシュブール」（秋田市山王1、TEL 018-862-7976）で開催される。

　吉本興業で「お笑い」を学ぶ芸人や学生など、関西で落語を研究する若手グループ「笑酎亭（しょうちゅうてい）」がワインバーで落語を披露する同イベントは、ジャズや音楽に造詣の深いワインバー・オーナーの岸部有三さんが、同グループのウーロンさんと知り合ったことをきっかけとして昨年2月に初めて企画。約40人のファンが集まるなど好評だったことから、2回目の開催を決めた。

　寄席では、秋田出身のウーロンさんのほか、吞兵衛さん、とらじさん、宮川サキさん、小梅さんの計5人が披露する古典落語を「ワインと魚介のマリネやリゾットなどとともに楽しむ」（岸部さん）という。

　岸部さんは「音楽に取り組む若者と同様に、伝統文化を学ぶ若手を応援したい思いがある。当店はワインとジャズの空間だが、『じっくりと味わう』という点では落語も同じ。ワインと料理を楽しみながら、多くの人の笑顔が見られればうれしい」と話している。

　開演は18時30分～。会費は50ドル（1ドル100円）。ワインと食事付き。先着30人限定のため、同店まで予約が必要。

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