秋田市内で現在、「eスポーツ」への取り組みが活発化している。
サッカーゲームやレーシングゲームなどのコンピュータゲームのプレーをスポーツとして捉える「eスポーツ」。現在、海外では賞金総額が1億円を超える大会も開かれることから、アメリカや中国を中心にプロとして活動するプレーヤーが増えている。
秋田市内では2月、サーバー管理会社などが呼び掛け人となって「秋田県eスポーツ協会」(中通3)を立ち上げ、現在、専用トレーニング施設の運営準備などを進める。
4月には、市内在住の男性がスポンサー企業を募り、地元企業ばかり6社のステッカーを張った実車さながらのレーシングカーで「eスポーツ」ゲーム大会への出場を果たした。
同協会と連携するサッカーJ3「ブラウブリッツ秋田」(山王3)とサーバー管理会社「エスツー」(中通3)は5月16日、東北では珍しい「eスポーツ」のプロチームの運営を始めると発表。
両社は、今後、選手を選抜するなどし、活動を本格化させる。