国内外で活躍するダンサーで演出家の勅使川原三郎さんと佐東利穂子さんのデュエットダンス公演が10月26日、秋田市文化会館(秋田市山王7)で開かれる。
昨年、秋田市内で開かれた国際舞踏舞踊祭「踊る。秋田」の石井漠記念賞の受賞記念公演。今秋、フランス・パリの「シャイヨー国立劇場」などで初上演した、文豪・ドストエフスキーの長編小説「白痴」を変容させたダンス作品の上演を予定する。
日本人としては初めてパリ・オペラ座バレエ団で振り付けを手掛けるなど国内外で活躍し、作品の演出も手掛ける勅使川原さんは、同作品について「人間の内深くに照射する光によって見える、困惑する生の実体。そこにある静けさは、生の震える音響、あるいは冬の凍てついた大地に上る一筋の煙」と紹介する。
開催時間は19時~(開場は18時30分)。入場料は前売り=3,500円、当日=4,000円、高校生以下無料。問い合わせは、同事務局(TEL 018-874-9037)。